Interview

平松 康子氏

大塚:平松康子さんにお話をお伺いします。よろしくお願いいたします。
はじめに現在の職種、業界、仕事内容を教えて頂けますか?
平松:フリーランスで翻訳や通訳の仕事をしています。翻訳は主に様々な商品やサービスのマーケティングに関する資料の英訳・和訳です。通訳はもう少し幅広く、必要とされる現場に出向いています。

大塚:ここまでのキャリアパスを教えてください。
平松:大学を卒業し、初めての就職はホテルでした。その後、映画の配給会社、外資系広告代理店と転職し、出産と共に会社勤務から自由度のあるフリーランスに働き方を変え、現在に至ります。

【3社目でピッタリの会社と出会う】

大塚:いろいろな仕事を経て現在の仕事と出会ったきっかけは何でしょうか?
平松:翻訳・通訳の仕事を始めたのは映画の配給会社に勤務してからです。その会社も次の広告代理店も、大学時代の友人が声をかけてくれたのがきっかけで、そのチャンスを生かすことができました。その友人とは今でも親しくしており、大変感謝しています。フリーランスになってからは、それまで一緒に仕事をした方々やそこからのご紹介など、ご縁と繋がりで続いています。

大塚:実際、転職されていかがでしょうか?
平松:就活をしていた時に漠然と自分に向いていると思っていたことや、やりたいと思い描いていたことが、何度か転職することで徐々に環境や仕事内容が起動修正され、辿りついた三箇所目の会社がようやく自分にピッタリと合いました。会社を退職し、働き方は変えましたが、仕事内容はブレずに続けられています。そのような経験から、最初に始めた仕事がしっくりこないと感じたならば、満足いくまで切り替えていくのも良いことだと思います。

大塚:ご自身では、どのような人と一緒に働きたいと思いますか?
平松:配慮のある人、連絡をきちんと取る人、仕事を滞らせない人、場面に応じて適切な決断がきる人、感謝の気持ちを忘れない人。

【就活の手がかりは、好き、楽しい、心地よい、ワクワク、憧れ、気になる】

大塚:就職活動する学生へ一言お願いします。
平松:自分にとって、「働く」という意味を考えてみてください。しっかりとした目標や人生のビジョンがある方、チャレンジ精神旺盛な方はそれに向かってまっしぐらです。でもそこまで確固たる志がない方も多いと思います。そういう場合は、好き、楽しい、嬉しい、心地よい、ワクワクする、元気が出るなどの感覚や、自分にはできそうにないけれども憧れる、何だか気になる、そんな気持ちを手がかりに、将来に向けて活動されると良いかと思います。

大塚:ありがとうございます。好き、楽しい、嬉しい、心地よい等など選ぶのはとても良いですね!学生さん達に伝えたいです。
それでは、少し話を変えますね。これまで楽しかったことは何でしょうか。
平松:仕事の面では、プロジェクトに参加させてもらい、それが形になり世に出た時、私もこれに貢献できたのだと思えるととても楽しくなります。プライベートの楽しみはスポーツ観戦、勝負のハラハラドキドキに声をあげて興奮しています。

大塚:これまで大変だったことは何でしょうか?
平松:やはり家族のこと、両親、兄弟、夫、子供、みんながハッピーで、まあまあ良好な関係を保ち続けるには案外エネルギーが必要です。時代は変化しても、家族の中での女性の役割は重要であり、期待されることも大きいです。

大塚:同感です。おっしゃる通り女性の役割は重要ですよね。公私共にいろいろな方々とコミュニケーションを取っていると思います。コミュニケーションで心がけていることを教えて頂けますか?
平松:相手に興味を持ち、その方がお話されることが嫌でなければ、話しを聞きそれを楽しむこと。それから相手の尊敬できることや共感できることに波長を合わせ、会話を弾ませること。

大塚:では人に伝える時に心がけていることを教えてください。
平松:伝えたいことが明確であり、その伝え方が穏やかでポジティブな響きがあること。

大塚:康子さんのロールモデルがいますか。
平松:特定の方というのは残念ながらいません。色々な方の良いところを見つけてはそれを見習うように心がけています。

大塚:ご自身を構成するアイデンティティの要素は何でしょうか?
平松:小さい頃、母からよく「自分でやりなさい」と言われていました。できることは自分でやろう精神があります。同じく小さい頃、親戚が多く、みんなに受け入れられて育ったので、シャイで人と接することが苦手という意識はほとんどないです。

大塚:幸せなのはどんな時ですか?
平松:毎日訪れるシンプルな幸せは、その日1杯目のコーヒーと、1日の終わりにお風呂に入り、テレビを見ながらストレッチや簡単な筋トレをしている時。そして少し贅沢なことはホテルで食べる朝食ビュッフェです。

【若さと言うエネルギーは素晴らしい】

大塚:今後のビジョンを教えてください。
平松:イメージだけですが、仕事に関しては、私は依頼されるという受け身な立場で仕事をしているので、依頼一つ一つを丁寧に、きちんと期待にお応えし、それを積み重ねることで、これからも頼られ、必要とされ、貢献できる人でいたいと思っています。プライベートに関しては、愛もお金も時間も惜しまず気前よく、笑顔で楽しいことを探し歩き、気持ちが豊かでいられればいいなと思っています。

大塚:最後に一言お願いします。
平松:若さというエネルギーは素晴らしいものです!やりたい事があったら、手広くなんでもやってみてください。20代の経験は、一生の宝物です。もし仕事をすることが好きであれば、20代はその仕事を頑張って続けてください。結婚や出産、子育てなどでブランクができたとしても、20代のキャリアがあれば、それを土台に復職するオプションが広がると思います。その間貯金もしていれば、自由に使える自分のお金も持てます。また、皆が皆、結婚するということではありません。自立して生きていくためにもやりがいや喜びを感じる仕事に出会えるまで探して、それを続けてください。

大塚:貴重なお話ありがとうございます。

平松 康子(Yasuko HIRAMATSU)
国際基督教大学教養学部卒業後、西武系ホテルへ勤務。その後、外資系映画配給会社宣伝部 (翻訳業務)、外資系広告代理店制作局(通訳・翻訳業務)を経てフリーランスで通訳・翻訳を行う。

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