Interview

柏原 エリナ氏

大塚:柏原エリナさんにお話をお伺いします。よろしくお願いいたします。
公式サイト:http://erina-light-mode-art.com/

大塚:現在の職種、業界、仕事内容を教えてください。
柏原:ライトアートのアーティストであり、光演出、光造形のデザイナーです。
アーティストとしては、国内、海外での光やテクノロジーをテーマにした展覧会やイベント、ショーにLIGHT MODE ART作品を中心に出展しています。
デザイナーとしては光のイベントや空間造形、イルミネーションのデザイン依頼を受けてデザイン、制作しています。

大塚:ここまでのキャリアパスを教えて頂けますか?
柏原:芸術系の大学で空間デザインに関して学んだ、その折に興味を持った造形作家であり、空間デザイナーであった伊藤隆道氏のスタジオに大学卒業後スタッフとして就職しました。4年後独立してフリーランスとして活動開始です。初期ではファッションデザイナーの三宅一生氏のボディーワークスを手伝ったことで身体やファッションに興味を持ちました。その後、様々な美術館や科学館に“身にまとう光”の作品を出展しながら、ディスプレイデザインや屋内外のイルミネーションデザインをパートナーのレーザーアーティストで光・環境造形作家の田中敬一とともに手がけました。また愛知県立芸術大学の非常勤講師や玉川大学、金城学院大学の非常勤講師として、光を使ったメディアアートの制作を指導しています。

大塚:学生時代の話しに戻ります。学生時代の時、頑張っていたこと熱中していたことなど教えてください。
柏原:親元を離れた一人暮らしで、時間をどのように活用するか、自分に与えられた予算で課題の制作と生活をし、健康をキープするか、というセルフマネージメントのようなことを初めて意識しました。多くの才能ある同級生の中で埋もれないような自分の世界を模索していたと思います。

大塚:学生時代の就活の印象は?
柏原:デザイナーやクリエイターの就活は当時とても楽観的だったように思います。

大塚:どのように最初の就職先を選んだのでしょうか?(理由・方法など)
柏原:学生時代に多くのデザイン関係やアート関係の本、雑誌を見て自分の好みや方向性を探していて、実際の建築や、インテリア、イベントなどにも足を運び実物も見る中で、最も興味を持ったクリエイターのスタジオに就職しました。

大塚:就活で努力したことがあれば教えてください。
柏原:国内にあるその人の制作した空間や、造形などを実際に自分で見学に行き、その報告を直接にして入社希望を強くアピールをしました。

大塚:現在の仕事と出会ったのは自然な流れでしょうか?
柏原:そうですね、様々な仕事をする中で、自分が興味を持ったことが集積した結果のように思います。

大塚:現在の仕事に就く前と後で変化はありますか?
柏原:何事も経験しないとわからない、やってみてわかる事が多いと感じています。
理解のある周囲に恵まれた事と、経験と技術が蓄積されて制作が広がっていると思います。長く続けることの意味がやっとわかってきました。

大塚:就職活動する学生へ一言お願いします。
柏原:他人の情報に惑わされずに、自分の求める方向性を見極めることにまずは努力してください。

大塚:ご自身では、どのような人と一緒に働きたいと思いますか?
柏原:自分の意見がきちんと伝えられる人。オリジナルなアイディアを持つ人。

大塚:仕事で楽しいことは何でしょうか。
柏原:認められることです。

大塚:逆に仕事で大変なことは何でしょうか?
柏原:作業内容と行程の運営管理です。

大塚:公私共にいろいろな方々とコミュニケーションを取っていると思います。コミュニケーションで心がけていることを教えて頂けますか。
柏原:誠実で自然体であることです。

大塚:人に伝える時に心がけていることを教えてください。
柏原:共通のヴィジュアルイメージを持てるようにスケッチや写真など視覚的なものを添えるようにしています。

ご自身についてお聞かせください。
大塚:ご家族は仕事することを応援してくれていますか?
柏原:はい、大変協力的です。

大塚:仕事などモチベーションを保つためにご自身で工夫されている点を教えて頂けますか。
柏原:友人と映画を見たり、舞台を見たりする時間を作るようにしています。

大塚:ロールモデルがいたら教えてください。
柏原:特にないですが、素敵だなと思う女性のクリエイター達全部

大塚:幸せなのはどんな時ですか?
柏原:未知の空間、特に海外とかで、なおかつ安全な状況での散策時間に未知のものに出会う時です。

大塚:今後のビジョンを教えてください。
柏原:持てる知識、経験、技術、素材、環境を活かしきることです。

大塚:貴重なお話ありがとうございます。

お名前:柏原エリナ Erina Kashihara ライトモードアーティスト
愛知県立芸術大学卒業。ウェブサイト:http://erina-light-mode-art.com/
日本ジュエリーデザイナー協会正会員、インターナショナルガラスアートソサエティー会員
金城学院大学・桜美林大学非常勤講師。
“身にまとう光のアート”を制作、発表し、ウェアラブルライトアーティストとして海外で知られている。その作品は社会的習慣やコミュニケーション、ヒトの様々な存在の表情を光の表現とともに身に着けられる。日本、中国、欧米などで作品発表を数多く行なっている。2016年、2017年ウエアラブルテクノロジーファッションショー(カナダ)、ガラスアートファッションショー(N.Y)等

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