Interview

澤田 実加氏

インタビュアー:大妻女子大学1年 KIさん、YSさん

現在の仕事を教えてください。
澤田:マーケティング専門の会社でマーケティングの仕事をしています。

K:大学ではどんなことを学んでいたのですか?
澤田:私の大学は先進的な教育方針で、大学入学後自分のやりたい分野を決めれたり、自由選択できる幅が多かったです。授業の多くは、伝統的な学問だけではなくて活躍している卒業生が講演に来てくれたり、ベンチャー起業家の方が来て話を聞いたりしてたくさんの刺激を受けました。私の専門分野の軸としては経営学を学んでいて、いろんな業界を調べたり、マーケティングやファイナンスを学んだりしていました。

Y:就活で苦労したことはなんですか?
澤田:リーマンショック時期っていうのもあって、全然エントリーシートが通らないんです。本当に通らなくて(笑)。たくさん送っても全く返事が来ないとか、面接に行っても、よくわからない理由で終わるとか、周りも全然決まらなくて大学院に進むとか、結構ありましたね。苦労したことは、自己分析。たぶん、みんなもあると思うんですけど、自分のことを実は自分もあまりわかってない。自分がどういう人なのか、どんな仕事がしたいかや、選ぶ条件とか何がそろっていたら自分にとって幸せか、自分が重要視するものはなんなのかとかすぐにはわからなくて、見つけるためにたくさん考えました。あとは早く受かりたい、いいように見せようって思うのがどっかにあって、気づかないうちに殻をかぶっていて、自分なにやっているんだろう、これでいいのかって思い悩むこともありました。

K:ご自身の就活では何社くらい受けられたのでしょうか?
澤田:数十社くらい?あまり正確に覚えていないのですが、エントリーシートをたくさん書き、結構受けました(笑)

大塚:どんなふうに自己分析したんですか?
澤田:最初は自分で考えていたのですが、途中からアドバイスを受け自分の周りにいる人たちに聞いて分析していました。親に聞いたり、友達に聞いたり。そうすると、自分が思ってなかったこととか、気づかなかったこととかわかったりしたんですよね。自己分析って最初は面倒くさいと思うんですけど、自分のことが客観的にわかるってとても面白いところもあって、楽しみながらやろうって思うととても前向きに進められます。

Y:面接で困った質問ありましたか?
澤田:困った質問ばかりありました(笑)。就職活動が厳しい状況だったので、自分自身もこの会社で働きたい!って本当に思えるところ以外もエントリーしていたので。なんでこの会社選んでるんですか?と当たり前の質問をされ正直なところ、仕事内容やカルチャーをちゃんと理解できるまで調べられていなかった。教科書的な回答をすることにも違和感がありました。あとは、10年後どうしていたい?とか。わかんないな、浮かばないなって思いながらも、答えないといけない。正直、10年後のことをイメージすること自体難しいと思います。今、社会人になってからも目まぐるしく多くの変化がある中、10年後を想像してっていうのは難しいと思う。

Y:なぜ1社目の会社に入ろうと思ったのですか?
澤田:私は、どうしてもマーケティングの仕事がやりたかったんです。
仕事を何にしようかな、どうしようかなって思った時に一日の中で仕事をしているときが一番長いから好きなことを仕事にしたいと思って。でも好きなことってなんなのかわからなくて、いろいろ考えて、電車に乗っている時にふとウーロン茶をもっている人が目に入りました。自分が作ったものが全然知らない世の中の人に選ばれて、買われる、そして好きだと思ってもらえるとか感謝される仕事ってすごい面白いなって思いました。世の中への影響力も大きいし、それってどんな仕事だろうって考えたら、マーケティングの仕事でした。ただ、それだけやりたいなと思った仕事だったんですが、ちょうど私の頃はリーマンショックで、なかなか決まらず新卒のときは自分が求めた仕事にはつけませんでした。なので私のファーストキャリアは親しい経験や学びが得られそうなコンサルティングの会社から始まりました。

Q.今3社目ですよね、転職のきっかけは何ですか?
澤田:最初の転職はマーケティングの仕事がやりたい!という気持ちが就職してからも無くならず働いて3年後、外資系の消費財メーカーに転職することにしました。今の仕事はマーケターとしてより早く、たくさんの経験を積みたいと思い転職しました。

Y:今ご自身が採用するなら、一緒に働くならどんな人がいいですか?
澤田:「良い人」がいいです(笑)。分解していくと、仕事へのプロフェッショナリズムがあって、周りの人を思いやれる人。毎日会って一緒に働きたいと思える人っていうのは、主観的ですがとても大事な基準な気がします。

Y:目標の人物はいますか?
澤田:いない(笑)。昔は探したりしていましたが今は誰かロールモデルを探して目標にするっていうのはやめました。

K:当時は誰だったんですか?
澤田:全然ときめかないと思うんですけど、すごいなって思ったのは毛利元就(笑)。

Y:なぜ毛利元就が素敵!と思ったのですか?
澤田:小さな国の領主だったんですが一代で大国を築き上げたところ。家族とか家臣とか自分の国を守るために用意周到で策略を練り戦って、時にはリスクを取りながら戦う姿勢がかっこいいなと思っていました。

Y:仕事と家事と育児の両立って大変じゃないですか?
澤田:運良く想像していたほど大変じゃないところもありました。私はオフィスが自宅からとても近く、仕事場まで自転車できているので通勤ストレスも少ない。子供は食欲が多性でちゃんといろんなものを食べてくれるので体も強く、主人とは共働きらしく家事や育児も完全に分担しています。なので仕事も家庭も両方とてもバランスがとりやすいです。

Y:ストレス発散法ありますか?
澤田:ヨガをやっています。身体の調子もよくなるし、頭もスッキリする。続けることで体幹も鍛えられ痩せました(笑)。おすすめですよ(笑)。

Q.学生時代にやっておいた方が良いことがあれば教えてください。
澤田:海外経験。旅行とかだけじゃなく、語学でもいいし、インターンとかでもいい、なにか目的を持って海外で経験を積むことが自分自身やってよかったなと思っているのでおすすめしたいです。あとはたくさん友達を作ること。学生時代に会った友達はとても貴重だと思います。

Q.澤田さんからみて、男女問わずカッコいい!魅力的!と言うのは、どんな人ですか?
澤田:思考が前向きで、周りのことを思いやれ、一生懸命仕事をしている人。

Q.仕事やご家族などコミュニケーションで心がけていることがあれば教えてください。
澤田:話す時にできるだけsweetな言葉を選ぶ(笑) 家族でも人と人なんで相手に対して嫌だなと思うことは当たり前に出てくる。だけどそれで感情的に喧嘩してしまうと相手も嫌な気持ちにさせてしまうし、結果何も改善されないし、自分も負のエネルギーたくさん使って疲れてしまうので。嫌だなと思うことや、直してほしいことなどネガティブな話をする時にも相手が嫌な思いをするような言葉で話さないよう気をつけています。

Q.伝える時に気を付けていることなどがあればおしえてください。
澤田:仕事でもプライベートでも相手が今どう思ってその話を聞いているかを考えること。相手をやる気にさせたいとか、自分の話を理解してもらいたいと思う時にまず、相手が私の話を聞いてどう感じるかを自分自身も考るようにしています。相手の気持になることで同じ話をしていても伝え方って変わってくると思うので、シンプルだけどとても大切だと思います。

Q.今後の抱負・やりたいことなどがあれば教えてください。
澤田:今立ち上げている事業を成長させていくこと。
「AGILE COSMETICS PROJECT」というスキンケアブランドを去年の11月から立ち上げています。事業を立ち上げるのは私としても初めての経験で、毎日とても学びが多いです。そしてとてもいい仲間と仕事ができていることがとてもうれしく思います。事業も成長させ、そして喜んでくれるお客様をどんどん増やしていきたいと思っています。

Q.最後に何か伝えておきたい!言っておきたい!ことがあればお願いします。
澤田:人との出会いを大切にしながら素敵な社会人になってください!

<インタビューを終えて>
KI感想
実際に家庭と仕事を両立している社会人の女性にお話を聞けたことで、改めて自分の将来について考えることができました。また、私は転職について一度も考えたことがなかったので、自分の視野が広がった気がしました。これから就職するところにずっといるわけでもないことを学んだので、今回のインタビューで得た経験を今後の就職活動に生かしていきたいです。

YS感想
今、実際に子供がいて、家事や育児、仕事を両立しながら働いている女性に話を聞けたことは自分の将来像を考えやすくすることができました。『自分だったら、こんな風に仕事をして、子供との時間はこれくらいほしいな』や『旦那さんとはこんな風に家事や育児を分担したいな』など考え、想像を膨らませることができました。今はまだ、自分のはっきりとしたロールモデルはいませんが、自分の未来について考え、こんな風になりたいなという将来像さえあれば、道は開けると思いました。今回、インタビューは一人でしたが、授業で多くの人に話を聞いて、自分と向き合ういい機会になりました。これからも多くの人たちの話を聞いて、吸収して成長しながら、人生をいいものにしていきたいと考えています。

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