Interview

白井 京子氏

白井 京子氏 & 大妻女子大生
インタビュアー:大妻女子大学2年 櫻岡理絵さん、室井茉依羽さん、渡邉紀香さん

質問:アナウンサーになろうと思ったきっかけ、同時にこれまでのキャリアを教えてください。
白井: 小学生の頃から児童劇団に入りました。中学、高校、大学と演劇部で芝居が大好きでした。しかし女優になる実力はないと思うようになったこと、人にお話したり、お伝えするのが好きだったりしたこともあり、芝居よりアナウンサーの方が向いているかなと。学生時代から地元のラジオ、テレビに出ていて、そのまま、就職試験も絶対受かると甘くみていたら、最後の5人まで残ったけど、落ちました。
そこで地元企業に就職しOLとして働き始めたものの、アナウンサーへの道を諦められず…
ここが大事!いつもアンテナを張っておくこと!コネもなかったけど、高橋圭三事務所の門を叩く。そこで、受けさせてもらったオーデイションに受かって、私のアナウンサー人生がはじまりました。事務所に正式に所属してから、立て続けに10本、オーデイションに受かりました。今年で、40年、レギュラー番組が途切れたことがないのが自慢です。

質問:現在の仕事に就く前後での変化はありましたか?
白井: OL時代も楽しかったけど、どうしても私でなくてはならない仕事ではないですし、毎日同じ事の繰り返しなど、今となっては贅沢な事を考えていました。念願のアナウンサーになってからは、どんなに収入が少なくても、自分が希望し、選んだ道だとの思いが、やりがいをかんじる日々です。

質問:アナウンサーになるために何かやっていたことはありますか?
白井: アナウンサーになるための勉強は、特にしていないです。芝居の発声練習、表現の仕 方がそのまま、勉強になったと思っています。

質問:公私ともにコミュニケーションで心がけていることは何ですか?
白井: 話す相手に興味を持つこと、それには、相手の目を見て、相手の言う事をよく聞 くことです。

質問:伝えるときに心がけていることは何ですか?
白井: 難しい言葉を使わず、自分の言葉で話す。口を大きく開けてはっきり話すこと。

質問:仕事などを始め、モチベーションの維持方法、秘訣があれば教えてください。
白井: 10年先、20年先に自分がどうなっていたいかを具体的に思い描くことです。

質問:ご自身のアイデンティティを教えてください。
白井: 自分がこの世に生まれた意味を常に問い続けること、何か人の役に立っているかをいつも考えています。広島出身で被爆二世である自分が、どうすれば、平和を訴えることができるかを思うことです。

質問:今後のビジョンについてお聞かせください。
白井: 本を読まない人が増えているので、小説の楽しさを朗読でお伝えしたいです。年をとったら、ちょっと声が老けて、おばあさんの役も更に似合いそうなのが、楽しみ。
英語で父の被爆体験のお話をしたいです。

質問:幸せなのはどんな時ですか?
白井: 仕事の後で、白井さんに任せて良かった!と言ってもらえた時。
「サブちゃんと歌仲間」の番組では、北島三郎さんのアシスタントをしています。北島さんから、白井が相手だと話しやすいと言われた時ですね。自分が思いえがいた将来像に近づいているなと感じた時もそうです。

質問:アナウンサーを目指す人へアドバイスがあればお願いします。
白井: 色々な事や物に興味を持ち、知識は浅くてもいいから、多岐に渡って、物知りになってください。そのためには、映画、コンサート、読書など、何でもネタになるということで、体験する事です。

3人:ありがとうございました。

<インタビューを終えた感想>

櫻岡理絵
女性として働き活躍をするためには、目標を立て、今できることを考えて行動することが秘訣であると学ぶことができました。
今が大事!とアナウンサーの道を諦められず、自ら門をたたきに行った行動力は、なかなか自分ではできないことであり、お話を伺ったときには非常に驚きました。しかし、その行動があったからこそ今のアナウンサー人生があり、自分が希望し選んだ道だという思いから、日々やりがいを感じながらお仕事ができるとお話しされているのが輝いて見えて、とてもかっこいいと思いました。
40年たった現在も、ご自身のアイデンティティを忘れずに、さらに今後を楽しみにされている姿が非常に印象的でした。今後、白井さんからのアドバイスやお話から感じたことを忘れず、白井さんのような輝ける女性になれるよう、今できることを考え行動していきたいと思います。そして、自分が思い描く将来像に近づけるように、これから努力していきたいです。お忙しい中、貴重なお話をしていただきありがとうございました。

室井茉依羽
目標に向かって決して諦めないことの大切さを学びました。純粋に夢を追い続け、その夢を叶えたうえでまた新たな目標を掲げているところが非常にかっこいいと思いました。
また、私は働くとなると収入のことを考えがちだと今まで思っていました。しかし、収入は少なくても関係なく自分が希望し選んだ道だからこそやりがいを感じることができる、というお言葉からアナウンサーという仕事が白井さんにとって本当の天職なのだと感じ取ることができました。自分が本当にやりたいことや今後の目標をしっかりと決めることで、白井さんのように天職に巡り合えるのだと思いました。
今後は白井さんが仰っていたように10年先、20年先に自分がどうなっていたいかを具体的に思い描き、さまざまな面からたくさんのことを吸収し成長し続けていきたいと思います。そして、少しずつ自分が思い描く立派な社会人になれるよう、努力を怠らず励んでいきたいと思います。お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。

渡邉紀香
白井さんのお話を伺って色々なことを知ることができました。当初に聞いた、圭三プロダクションに電話をして、その声で事務所に受かったというエピソードや、ディズニーランドなどのアナウンスを担当されていたことを知り、ぜひお話を伺ってみたいと思ったのが、白井さんにインタビューをしたいと思ったきっかけでした。実際は都合が合わず、授業後にお会いすることは出来ませんでしたが、メールでやりとりさせていただき、授業ではお聞きできなかった詳しいことまで教えていただきました。
OL時代の仕事に対して、「どうしても私でなくてはならない仕事ではない」と感じていたとおっしゃっていました。確かに、誰でも代わりができる、代わりになれるというのは、良い意味でも悪い意味でもプレッシャーがかからないです。状況が少し違いますが私も「誰でも代わりがいる」という状況で部活動に行けなかったことがあります。自分にとって、一番大切なものを見つけて、それを基準に物事を判断して生きていければいいのかなと思いました。
今回は貴重なお話、ありがとうございました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。

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